平成22年新年あいさつ

【平成22年1月3日ラジオ放送】

福島県土地改良事業団体連合会 会長 植田 英一

農家の皆様、新年あけましておめでとうございます。

私は、福島県土地改良事業団体連合会、愛称を「水土里ネット福島」といいますが、会長の植田英一でございます。

皆様におかれましては、ご壮健で輝かしい新年を迎えられたことと、心からお喜びを申し上げます。

また、日頃より本会の業務推進に格別のご理解とご協力を頂いておりますことに、厚く御礼を申し上げます。

さて、近年、農村の過疎化や高齢化などの理由から、耕作放棄地の増加が進行しています。

このことは、病害虫や防災上の問題ばかりでなく、地域の農地・農業水利施設の維持・保全の粗放化までをも引き起し、極めて深刻な問題となっております。

食糧の需給バランスを安定させ、食糧の安定供給を図るためには、優良農地を確保するとともに、耕作放棄地の発生を未然に防止、解消することが強く求められております。

このような問題を打開するためには、消費者に自然・安全・本物の農産物を届けるという農業の本来の使命を果たしながら、低コストで農業収益を確保することが出来る、ほ場の大区画化、さらには輪作体系の確立に向けた暗渠排水などによる水田の汎用化を最優先で構築していくことが必要であり、このことは、当然のことながら、担い手農家や集落営農の育成がこれまで以上に進展し、更なる地域営農の活性化に繋がっていくものと確心しております。

このため、本会といたしましては、食料の安定供給を支えるための生産基盤の整備はもとより、農地を有効利用するための水土里情報の活用や施設管理の省力化を図るためのストックマネジメント事業に積極的に取り組んで参ります。

また、農地や農業用水などを適切に保全していくための「農地・水・環境保全向上対策」につきましても、地域の共同活動への支援や環境に優しい営農を推進するための水質モニタリング調査をはじめ、学校教育とも連携しながら、ともに様々な活動を進めて参ります。

私たちは、今後とも福島県の農業・農村の振興・発展のため、さまざまな事業に積極的に取り組んで参りますので、皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びに、新しい年が皆様にとって幸多い年となりますようお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。