美しい自然と誇れるふるさとの創造栗本堰

約300年前栗本三左衛門が時の桑折代官、竹内右衛門の許可を得て立案し、用水路を開削完成し栗本堰と名付けたとの言い伝えがあります。

どうして造られたの?

かつては、旧信夫郡大笹生村、笹谷村、平野村、余日村、福島市(清水・鎌田)にまたがる水田約一千町歩のかんがい用水及び一般用水を松川左岸の栗本堰、一の堰、笹谷大堰の三堰各水利組合が個々に引き水していました。

とは…川から水を引き入れるために川をせき止める構造物
かんがい用水とは…田んぼや畑の作物に必要な水のこと

どんな苦労があったの?

各堰とも不完全で年々取水設備に多額の費用を費やし、又、水不足の為下流地域は水田の植付期が遅れ多大な損害を被っていた。昭和22年2月、県営用水路 改良事業として起工、松川砂防堰提に取水口を設置し隧道を掘り、旧水路を拡幅、新水路を掘削して昭和25年3月に竣工したのが栗本堰幹線水路です。

砂防堰提とは…川の土砂を一時的に貯めておけるダムの様なもの

どんな施設なの?

福島市の北西部に位置し水田と果樹園に、また、一般用に、水を供給する重要な役割を担っている堰です。美しく誇れるふるさとの創造、そして農村文化遺産とも言うべき栗本堰の諸施設を大切に保存し後世に伝えたいと思います。

栗本堰取水口の写真

栗本堰取水口

そのあとどうなったの?

時代の変遷は著しく、かつては水田面積約1,000町歩、水路総延長約38.5キロメートル、組合員数約2,600名を誇った栗本堰も住宅、商・ 工業団地の造成、区画整理、その他の開発行為により水田面積が約419ヘクタール、組合員数1,088名と大幅に減少しました。
300年前にこの大事業を成し遂げた先駆者の偉大なる業績を讃え、昭和大改修を実現された先輩諸氏の労苦と、功績に対しての感謝の意を表したいと思いま す。又、平成9年度着工、平成15年度で面的工事完了を目指して工事が進められている県営福島北部地区担い手育成農業基盤整備事業によって栗本地区は生ま れ変わります。

どこにあるの?

栗本堰は、福島県福島市の西部、阿武隈川の支流松川の砂防堰提を利用し取水する水路で、総延長約38.5キロメートルあり、福島市における有数の農業生産地帯である市の北西部に位置した水田と果樹団地に水を送っています。

どうやって行くの?

車で

飯坂インターからフルーツライン経由で約20分

列車・バスで

JR福島駅から北沢又経由荒古屋行きバス終点下車、徒歩2分

アクセスマップ


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