平成20年新年あいさつ
【平成20年1月3日ラジオ放送】
福島県土地改良事業団体連合会 専務理事 渡部 敏則
農家の皆様、新年あけましておめでとうございます。
私は、福島県土地改良事業団体連合会、愛称を「水土里ネット福島」と言っておりますが、専務理事の渡部敏則です。
皆様におかれましては、ご壮健で輝かしい新年を迎えられたことと、心からお喜びを申し上げます。
また、日頃より本会の業務推進に格別のご理解とご協力を頂いており、厚く御礼を申し上げます。
さて、福島県土地連は土地改良区、農業協同組合、市町村など土地改良事業を実施する団体の協同組織として、昭和33年6月19日に設立されました。
以来、今日まで皆様とともに歩んで参りましたが、その土地連が、今年は設立50周年を迎えることとなりました。
この間、土地連は県内各地のほ場整備や農業に必要な水利施設の整備、さらには農業集落排水事業など各種の事業を通して、福島県の農業農村の振興に貢献できたものと思っておりますが、これもひとえに皆様のご支援とご協力の賜と、心より感謝を申し上げます。
土地連といたしましては、設立50周年というこれまでの歴史と実績を踏まえつつ、これからの土地連の新たな使命と役割を自覚しながら、皆様のご期待に応えられるよう一生懸命頑張って参る決意でありますので、今後ともよろしくご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ところで、今日、農村の過疎化、高齢化、混住化が進む中、集落機能が弱まったことなどから、農地や農業用水などの適切な保全管理が困難な状況にあり、新たな対応が求められています。
このため、土地連では国・県・市町村が進める農地・水・環境保全向上対策にも積極的に取り組むこととしております。
ちなみに福島県内では47市町村で596の共同活動組織が活動を始めており、土地連といたしましてもこのような地域の活動組織への支援に全力で取り組んでおります。
また、土地改良区では、「21世紀土地改良区創造運動」として、愛称の普及や施設の学習会、水土里ネットウォーキングなどの活動を行っております が、土地連でもこれら活動を支援し、電話等での挨拶でも「水土里ネット」の愛称を積極的に発信し、土地改良区の皆様と一緒になって地域に浸透するような活 動を進めております。
私たちは、今後とも福島県の農業・農村の振興・発展のため、さまざまな事業に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
結びに、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。