「ふくしまむらの輝き2016」写真コンテストについて

【平成28年9月22日ラジオ放送】

担当者:福島県土地改良事業団体連合会 農村振興部 多面的機能推進室 室長補佐 三浦 功司
司会者:RFCアナウンサー

司会者

農家の皆さんおはようございます。
今朝の土地連だよりは、「ふくしまむらの輝き2016」写真コンテストについてご紹介します。
お話は、水土里ネット福島 多面的機能推進室の三浦功司さんにお伺いします。
三浦さん、おはようございます。

担当者

おはようございます。よろしくお願いします。

司会者

この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようですが、どのようなコンテストなのでしょうか。

担当者

はい、このコンテストでは、「農村における地域ぐるみの活動」や四季折々の自然と農業の営みにより形成される「農村風景」の写真を応募いただきます。昨年は220点以上の応募がありました。
応募写真を撮影することで、農業や農村の魅力を再認識していただくことを目的としております。
また、入賞作品につきましては、このコンテストを主催しております福島県多面的機能支払推進協議会のホームページに掲載したり、各種のイベントで展示させていただき、農村地域の共同活動等を支援する多面的機能支払交付金事業を知っていただくことにも活用させていただきます。
このコンテストは平成20年から開催されておりまして、今年が9年目となります。
福島県多面的機能支払推進協議会が主催で、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援となっております。

司会者

農村地域の共同活動を支援する交付金事業とは、どのような事業なのでしょうか。

担当者

はい、多面的機能支払交付金事業は、農業・農村の多面的機能を持続させることを目的とする事業です。
農業・農村の多面的機能と言いますと、食べ物を生産すること、その生産活動に伴う四季折々の農村風景の形成。農業用水の維持管理を行うことによる地域の生活環境や生態系の保全。そして、農業と深く結びついた地域の歴史や文化の伝承などがあります。
これらを維持するための活動としては、農地、水路、農道、ため池等の施設の草刈りや泥上げ、砂利補充と言った保全管理のための共同活動や施設の補修、清掃や花植えなどの景観形成活動、稀少生物の保護や外来種駆除などの生態系保全活動、農村文化の伝承活動等いろいろとあります。
しかし、近年、農村地域では、農家世帯の減少や高齢化、過疎化などが進行し、共同活動が難しくなってきております。
この事業では、農村地域において共同活動に参加いただける方たちで活動組織を結成いただき、その組織の活動を支援しています。
現在、県内で53市町村 1,366組織がこの事業を活用しております。

司会者

はい、わかりました。次に、写真コンテストの応募方法について、教えてください。

担当者

はい、テーマについては二つあります。
一つめは、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」としまして、地域ぐるみで行う草刈り、ゴミ拾い、花植などの様子を撮影したものです。
二つめは、「福島県内の農村風景」としまして、農産物の栽培・収穫風景、また守っていきたい農村の風景など撮影したものです。
応募対象は、福島県内在住者としておりますが、現在県外に避難している方も応募していただければと思います。応募作品数は、一人3点以内です。

司会者

応募の締め切りは、いつになっておりますか。

担当者平成28年11月30日で、当日の消印有効となっております。

司会者応募要領など、詳しいことは、どちらに、問い合わせすればよろしいでしょうか。

担当者はい、水土里ネット福島 多面的機能推進室にお問い合わせください。
電話番号は、024-535-0315です。
また、福島県多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しておりますし、昨年度までの入賞作品も載せておりますので、ぜひ、ご覧ください。
ホームページは、インターネットの検索で福島多面的推進協議会と検索していただくと表示されます。

司会者この、制度を知っていただき、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。

担当者

はい、皆様が日々目にする何気ない農村風景や地域ぐるみの活動の写真を撮っていただき、応募していただければと思っております。
多数の応募をお待ちしておりますので、宜しくお願いします。

司会者ありがとうございました。
今朝の土地連だよりは、「ふくしまむらの輝き2016」写真コンテストについて、水土里ネット福島 多面的機能推進室の三浦功司さんにお話を伺いました。