平成29年新年あいさつ

【平成29年1月3日ラジオ放送】

福島県土地改良事業団体連合会 会長 車田 次夫

農家の皆様、平成29年の新春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

私は、福島県土地改良事業団体連合会 会長の車田次夫でございます。

皆様におかれましては、ご壮健で良き新年を迎えられたことと、心からお慶びを申し上げます。

また、日頃より本会の業務推進に格別のご理解とご協力を頂いておりますことに、厚く御礼を申し上げます。

さて、政府は昨年8月に新たな「土地改良長期計画」を閣議決定し、産業政策としての「豊かで競争力ある農業」、地域政策としての「美しく活力ある農村」、この土台としての「強くてしなやかな農業・農村」を掲げ、各種施策を計画的に推進することとしております。

この長期計画を着実に実現していくには、担い手への農地集積の加速化を図るための農地の大区画化や高収益作物への転換による農業所得増加のための暗渠排水による汎用化、農業水利施設等の長寿命化や防災・減災対策など、農業生産基盤を整備するために必要な土地改良事業を重点的に実施していかなければならないと考えております。

また、その土地改良事業を推進し、基幹的水利施設等を維持管理している土地改良区は 地域の農業を守る要の組織として、その役割がますます重要になっていきます。

本会といたしましても、土地改良事業関係の皆様とともに連携しながら、本県農業の振興・発展と土地改良区の運営基盤の強化に努めて参りますので、今後とも、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、皆様にとって新しい年が幸多い年となりますようお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたます。