「ふくしまむらの輝き2017」写真コンテストについて
【平成29年10月26日ラジオ放送】
担当者:福島県土地改良事業団体連合会 農村振興部 環境整備課 課長 三浦 功司
司会者:RFCアナウンサー
司会者
農家の皆さんおはようございます。
今朝の土地連だよりは、「ふくしまむらの輝き2017」写真コンテストについてご紹介します。
お話は、水土里ネット福島 環境整備課の三浦功司さんにお伺いします。 三浦さん、おはようございます。
担当者
おはようございます。よろしくお願いします。
司会者
この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようですが、どのようなコンテストなのでしょうか。
担当者
はい、このコンテストでは、「農村における地域ぐるみの活動」や四季折々の自然と農業の営みにより形成される「農村風景」の写真を応募いただきます。昨年は200点以上の応募がありました。
「農村風景」の応募写真を撮影することで、農業や農村の魅力を再認識していただくことと「農村地域での共同活動」を紹介することで、農村資源を維持するための共同活動の必要性や重要性を広くご理解いただくことを目的としております。
司会者
「農村資源を維持するための共同活動」ということですが、農村資源とはどのようなものでしょうか。
担当者
はい、「農村資源」とは、農村風景やお祭りなどの農村文化、水路や里山の植物や昆虫や小鳥などの生態系や環境のことをいいますが、いずれも農業とともにあるもので、農業用水路や農道、ため池などの農業用施設を共同で管理することで維持されている資源です。
司会者
「共同で管理する」ということですが、農家の方たちだけで管理しているのではないのですか。
担当者
はい、農村集落といえば農家が大半を占めていると思われるかもしれません。以前はそうでありましたが、近年、農村地域では、農家世帯の減少や高齢化、過疎化などが進行して、共同活動が難しくなってきております。このような現状に対する対策として、農村地域において共同活動に参加いただける方たちで活動組織を結成いただき、その組織の活動を支援する政策が実施されております。それが多面的機能支払交付金制度です。現在、県内で53市町村 1,392組織がこの事業を活用しております。
この写真コンテストは、この交付金制度を推進することを目的として設立された福島県多面的機能支払推進協議会が主催しております。また、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援しております。
司会者
はい、わかりました。次に、写真コンテストの応募方法について、教えてください。
担当者はい、二つのテーマについて募集しております。一つめは、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」としまして、地域ぐるみで行う草刈りや花植、生き物調査などの様子を撮影したものです。昨年は、共同作業後の花見の写真が優秀賞に選ばれています。
二つめは、「福島県内の農村風景」としまして、農産物の栽培・収穫風景、また守っていきたい農村の風景など撮影したものです。昨年は、田植え直後の田園風景を高台から撮影した作品が最優秀賞に選ばれました。応募対象は、福島県内在住者としておりますが、現在県外に避難している方も応募していただければと思います。応募作品数は、一人3点以内です。
司会者応募の締め切りは、いつになっておりますか。
担当者
はい、平成29年11月30日で、当日の消印有効となっております。
司会者応募要領など、詳しいことは、どちらに、問い合わせすればよろしいでしょうか。
担当者はい、水土里ネット福島 環境整備課にお問い合わせください。電話番号は、024-535-0335です。
また、福島県多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しておりますし、昨年度までの入賞作品も載せておりますので、ぜひ、ご覧ください。
ホームページは、インターネットの検索で福島多面的推進協議会と検索していただくと表示されます。
司会者この、制度を知っていただき、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。
担当者はい、皆様が日々目にする何気ない農村風景や地域ぐるみの活動の写真を撮っていただき、応募していただければと思っております。
多数の応募をお待ちしておりますので、宜しくお願いします。
司会者ありがとうございました。
今朝の土地連だよりは、「ふくしまむらの輝き2017」写真コンテストについて、水土里ネット福島 環境整備課の三浦功司さんにお話を伺いました。