農業農村整備の集いが開催されました。
平成27年11月27日(金曜日)、「シェーンバッハ・サボー」(東京都千代田区平河町)において、「農業農村整備の集い」が開催され、全国の農業農村整備関係者約800名が参集しました。
全国水土里ネットの二階会長が来年度の予算や補正予算も始まり全力を尽くして期待に応えなければならないと挨拶、続いて、森山農林水産大臣より平成28年度概算要求において大幅な増額要求をさせていただいており、皆様のお力を頂きながら概算決定に向け予算確保に努めていくと述べた。
基調報告では、京都大学大学院浅野教授より「見直そう、国富のみなもと土地改良」と題して、社会資本ストックである農地、水利施設の更新整備と農村協働力が必要不可欠であると述べるとともに、緊急報告では、末松農村振興局長より25日に決定したTPP関連政策大綱の概要、また、全国水土里ネット会長会議進藤顧問より全国各地の農業農村を視察し、水利施設の老朽化、日本型直接支払制度の充実化、防災減災対策の推進、美しい農山漁村を次世代へ継承、農村政策に対する国民の理解が大事として土地改良予算の確保の必要性を述べた。
その後、国に対する平成28年度当初予算の十分な確保、平成27年度の補正予算の確保についての要請案が全会一致で採択され、ガンバロウ三唱で集いの一切を終了した。
集い終了後、要請決議採択のもと、関係省庁へ要請活動を行った。