「水土里ウォーク・イン・ひろの」を開催
- 日時:平成19年11月10日(土曜日)午前9時より午後1時まで
- 場所:双葉郡広野町西の沢ため池前から亀ヶ崎集会所
- 参加者:91名
地域住民の方々に農業用水やその利水施設の維持管理の大切さ・大変さ等について、認識を深めて頂くきっかけを提供し、水土里ネットの役割・活動や農業農村の多面的機能、そして、農業農村整備事業に対する理解増進に資することを目的としたウォーキングを開催しました。
当日は、あいにくの雨模様でしたが、午前9時受付開始前から多数の参加者が開会式及びスタート地点となった西の沢ため池前に集まりました。
受付風景
最初に主催者を代表して本会の近藤総務企画部長より挨拶を行い、引き続き開催地挨拶として水土里ネット広野の渡辺理事長より挨拶、来賓挨拶として広野町議会の坂本議長より挨拶を頂きました。
開会式
次に事務局より本日の実施行程等の説明を行い、簡単なストレッチを行った後、午前9時50分西の沢ため池前をスタートしました。
今回のコースは、現在から約390年前に開拓されたと言われる西の沢ため池をスタートとし、日露戦争に出征した遠藤五三郎翁が武運長久を祈願し植樹した 杉がある杉の木の分水工・阿武隈山脈の沢、砂防施設の要とする場所である南沢堰等を巡る約4キロメートルのコースであり、参加者はその歴史や先人達の偉業 等の説明に 熱心に耳を傾けていた。
スタート直後
分水工にて
武運長久祈願の杉の前で説明を聞く参加者
林の中を歩く参加者
隠居沢隧道 隠居沢隧道
ゴール(亀ヶ崎集会所)
今回、雨天によりコース変更となったゴール地点の亀ヶ崎集会所においては、広野町のご協力で木工教室が開催されました。子供から大人まで夢中になって釘を打つ姿が見られました。
木工教室にて
次に抽選会が行われ、協賛のフロンティアひろの(有)より新米20袋、(有)吉田鉄工所より塩10袋、本会からコンポスト・時計付き文具箱・パズル等が一般参加者全員に当たる豪華な抽選会となりました。
抽選会にて
抽選会終了後の昼食では、地元産の米と塩で作ったおにぎりと、地元で採れた野菜やきのこが入った豚汁が無料配布され、参加者の方々は食事をとりながら今日見て、聞いて、体験した農業水利施設の役割や機能、コース内であった出来事について話し合っておりました。
豚汁・おにぎりの配布
また、参加者の方々からは、来年も開催されるのであれば是非参加したいとの声が聞かれました。
ウォーキングは、水土里ネット広野の根本副理事長の挨拶により閉会となりました。
閉会式