第3回治右衛門の堰「あじさい祭り」を開催 【水土里ネット愛谷堰】

平成17年7月3日(日曜日)、いわき市立夏井小学校をメイン会場に、愛谷江筋愛護会(水土里ネット愛谷堰)が主催し、福島県いわき振興局・いわ き農林事務所、いわき市・いわき市教育委員会、水土里ネット福島、水土里ネット愛谷堰・子供会・行政区等24団体の共催で開催されたので、その概要を紹介 します。

この祭りは、平成14年6月から地域住民(老若男女、農家・非農家を問わず)との協働による愛谷江筋の水路緑化促進を目的に「あ じさいの花いっぱい運動」を展開し、平成15年7月に「第1回治右衛の堰あじさい祭り」を開催(毎年7月第1日曜日)し、平成16年3月に地域住民参画型 組織「愛谷江筋愛護会」を立ち上げ、これらの活動の継続と発展を目指します。
また、平成16年7月に水路敷に植栽公園3ケ所を作り、更なる環境保全や地域作り活動を推進・展開しています。
本年度もイベントには、400名以上の地域の方々等が参加され、あじさい散歩道ウォーク、環境にやさしい遊び各種、あじさいの植栽、記念講演(昔の夏井 地区、ホタルやカワニナの育て方)等、楽しく有意義な時間を過ごしました。なお、福島県が進めている「うつくしまエコイベント(認定第1号)」や「地域づ くりサポート」事業の採択も得、さらに、平成15年11月には「うつくしまエコオフィス」の認定を受け、ゴミの減量、リサイクル等に取り組んでいます。
参加者もそれらの趣旨を理解し、食後の食べ残しや食器トレイ等のゴミの分別を実践していました。
自然・環境の保全、歴史・文化の伝承、水の大切さ等を実感することが出来き、すばらしいイベントであったと好評でした。

開会挨拶

水土里ネット愛谷堰理事長の開会挨拶

散歩道ウォーク

あじさい散歩道ウォーク風景

後援風景

水土里ネット福島 後援風景

あじさいの植栽

あじさいの植栽風景

平成17年10月26日山形市の山形ビックウィング(山形国際交流プラザ)において、全国水土里ネット、水土里ネットやまがたの主催で開催され、全国から約3,000名(本県からは74名参加)を超える土地改良関係者が参加しました。
このあとに行われた21世紀土地改良区創造運動大賞表彰式では、本県より木田和男愛谷堰土地改良区理事長が「地域協働ネットワーク」として受賞されました。

表彰式の写真 表彰式の写真

地域協働ネットワークは「豊かな自然環境を保全する」をスローガンとしています。
水土里ネット愛谷堰は内部の意識の高揚を図るとともに、地域住民の参画による「地域づくり」を主眼とした運動を展開し、あじさいを中心とした環境整備とエコ活動の推進に取り組んでいます。