福島県土地連県北支部の紹介について

【令和3年12月24日ラジオ放送】

担当者:福島県土地改良事業団体連合会 県北支部 嘱託 池田玲子
司会者:RFCアナウンサー

司会者

おはようございます。「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は、「土地連だより」をお送りしましょう。
お話は、福島県土地改良事業団体連合会 県北支部 池田さんに「福島県土地連の県北支部」について、お話を伺います。
池田さん、おはようございます。

担当者

おはようございます。 土地連県北支部 池田です。よろしくお願いします。

司会者まず、はじめに、福島県土地連の県北支部をご紹介いただけますか。

担当者

はい。当連合会は、県内7箇所に支部を配置しております。、県北支部はその中の1支部となります。
県北支部は本部がある、福島市南中央の土地改良会館内にあります。
また、私のほか、本部の担当者が2名おりいろいろ助けてもらっております。

司会者

では、県北支部はどのような業務をおこなっているのでしょうか。

担当者

はい、支部は、土地改良事業を行う市町村、土地改良区などが行う、事業が適切かつ効率的に実施することと合わせて、その協同組織の利益増進を図ることを目的として配置されております。
県北支部では会員として、8市町村と11土地改良区の19団体が所属しており、会員の代表者の中から支部長、副支部長を選任しています。
現在支部長には、東和町土地改良区理事長、副支部長には、伊達西根堰土地改良区理事長が就任しております。

司会者

そうですか。多くの市町村、土地改良区等が所属されているのですね。
では、県北支部管内の現状について教えて下さいますか?

担当者

はい、県北支部管内の現状は、令和元年度末現在、管内のほ場整備率が、県内整備率の74.2%を下回る61.8%になっており整備済み面積として、8,121haが事業完了している状況にあります。

司会者

つぎに県北支部は所属する会員とどのような関わりを持たれているのでしょうか。

担当者はい、土地改良事業を行う会員が、円滑に事業が推進できるよう、福島県県北農林事務所の指導を得ながら、事業実施に必要な情報の提供をおこなったり、管内で同事業に取り組む市町村、土地改良区が情報交換を行える機会を設けるなどの取り組みも行っております。

司会者では、具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか。

担当者はい、毎年行っている主な事業として、6月に管外の会員の方々との交流を深める意味で県中支部と合同で職員研修会や現地研修を行っております。
8月頃には、市町村職員の担当者と土地改良区の役職員を対象とした研修会を、県北農林事務所および土地連本部など、関係機関の方々から、管内の農業農村整備事業の実施状況や、土地改良施設の保全方法、それから、新たに創設された各種事業の説明などについて研修を主催しております。
最近では、土地改良法の改正や複式簿記導入に関する内容など、事業実施に必要な研修を行っております。
そのほか、11月頃には、会員が取り組む事業を先進的に実施している
県内外の土地改良区などへうかがい、事業の効果などをまなぶ先進地視察研修会も実施しております。
また、管内土地改良区職員と親睦を深める管内土地改良区職員連絡協議会を実施し、パネルディスカッション方式での研修を行っております。
しかし、昨年度、今年度とも、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、実施できない研修もあり、早く終息することを切に願っております。

司会者早く、新型コロナウイルス感染拡大が終息し、これまで同様に研修会などが開催されると良いですね。
最後になりますが、県北支部からご連絡する内容があればお聞かせ下さい。

担当者

はい、支部会員の土地改良区などで、一般の方々や、小さなお子様も参加出来る各種イベントを実施しております。
例えば、土地改良区や土地改良施設の必要性などを啓発することを目的に、施設をめぐるウォーキングや、農業用水路内を浮き輪でくだる、隧道探検などを行っております。
また、数百年前に建設した施設などもあり、当時の歴史にもふれることができる貴重な体験ができますので、実施の際は、是非、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

司会者

ありがとうございました。

担当者

ありがとうございました。

司会者

今朝は、福島県土地連の県北支部について、福島県土地改良事業団体連合会 県北支部 池田さんにお話しを伺いました。