「三春町土地改良区の紹介について」

【令和8年7月23日】
担当者:三春町土地改良区 主幹 小林学
司会者:rfcアナウンサー

司会者 おはようございます。「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は土地連だよりをお送りしましょう。お話は、三春町土地改良区 主幹の小林 学(こばやしまなぶ)さんです。小林さん、おはようございます。

担当者おはようございます。本日はよろしくお願いいたします。

司会者今朝のお話は、三春町土地改良区について、ご紹介いたします。
はじめに、三春町土地改良区について、ご説明をお願いいたします。

担当者 三春町土地改良区は、福島県の中央部郡山市の東側に隣接する三春町南部にある土地改良区です。一級河川大滝根川への国土交通省管轄の多目的ダム「三春ダム」建設に合わせ、県営総合農地開発事業による、水田や畑の区画整理、農道水路の整備を含む新たな農用地団地の造成と、ダム湖を水源とするかんがい施設整備を行い、これらを基にした農業振興を図るため、受益地内に農地を持つ農家520戸余りを組合員として、昭和51年に設立されました。
 次に組織内容ですが、選挙によって選ばれた総代が50名。役員については、理事15名、監事3名の計18名です。昨年7月の改選により、三春町土地改良区初となる女性理事2名が誕生しました。

司会者次に、管理されている土地改良区の施設概要について教えてください。

担当者 当改良区は、揚水機場2箇所、加圧機場3箇所、吐水槽2箇所、ファームポンド23箇所、パイプライン65,287メートル、末端給水栓まですべてパイプラインで排水しています。

司会者 給水栓を開けば水が出るのは、農家にとっては便利だと思いますが、管理はどのようにされていますか。

担当者 はい、施設は県営事業完了後に譲与を受けた土地改良施設として管理しています。当改良区の受益農地は、ほとんどがダム湖水位より高位にあるため、揚水ポンプにより取水した農業用水を、左右両岸の高台にある吐水槽を経由し、各ファームポンドまで送り、ファームポンドから団地ごとに設けられた末端給水栓まですべてパイプラインで排水しております。
 これらの施設は、設置から約25年経過していることから、経年劣化による故障やパイプラインの漏水など、それらの修繕にかかる費用が年々増加している状況にあります。
施設機能の保持と耐用年数を確保するため、計画的に施設の整備補修を実施しています。

司会者では、最後にお話ししたいことはございますか。

担当者 農業・農村を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化、担い手の減少、荒廃農地の増大や鳥獣被害の増加、農業用施設の老朽化、更には、原油価格、農業用資材などの物価高騰等、厳しい状況に直面しております。
 このような状況ではありますが、食料生産を支える農地や農業水利施設等の農業基盤は確実に維持していかなればなりません。
 役員一同、組合員と地域の農業発展のため、より一層、農業用水の安定供給と安全管理に努めて参りますので、今後とも、ご協力をお願いいたします。

司会者今朝のお話は、三春町土地改良区 主幹の小林 学さんでした。ありがとうございました。

担当者ありがとうございました。