「ふくしまむらの輝き2018」写真コンテストについて
【平成30年10月30日ラジオ放送】
担当者:福島県土地改良事業団体連合会 農村振興部 環境整備課 主査 三上 多恵子
司会者:RFCアナウンサー
司会者
おはようございます、「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は「土地連だより」をお送りしましょう。
お話は、水土里ネット福島 農村振興部 環境整備課の三上多恵子さんです。
今朝は「ふくしまむらの輝き2018」写真コンテストについてご紹介いただきます。
三上さん、おはようございます。
担当者
おはようございます。よろしくお願いいたします。
司会者
この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようなんですが、これは、どのようなコンテストなんでしょうか。
担当者
はい、このコンテストでは、「農村における地域ぐるみの活動」や四季折々の自然と農業の営みにより形成される「農村風景」の写真を応募いただきます。昨年は198点の応募がありました。
「農村風景」の応募写真を撮影することで、農業や農村の魅力を再認識していただくことと「農村地域での共同活動」を紹介することで、農村資源を維持するための共同活動の必要性や重要性を広くご理解いただくことを目的としております。
司会者
はい、「農村資源を維持するための共同活動」ということなんですが、その農村資源とはどのようなものなのでしょうか。
担当者
はい、「農村資源」とは、農村風景やお祭りなどの農村文化、水路や里山の植物や昆虫、小鳥などの生態系や環境のことをいいますが、いずれも農業とともにあるもので、農業用水路や農道、ため池などの農業用施設を共同で管理することで維持されている資源です。
司会者
はい、「共同で管理する」ということなんですが、農家の方たちだけで管理しているのではないのでしょうか。
担当者
はい、農村集落といえば農家が大半を占めていると思われるかもしれません。
以前はそうでしたが、近年、農村地域では、農家世帯の減少や高齢化、過疎化などが進行して、共同活動が難しくなってきております。
このような現状に対する対策として、農村地域において共同活動に参加いただける方たちで活動組織を結成し、その組織の活動を支援する政策が実施されております。
それが多面的機能支払交付金制度です。
現在、県内で53市町村1,419組織がこの事業を活用しております。
この写真コンテストは、この交付金制度の推進を目的として設立された福島県多面的機能支払推進協議会が主催しております。
また、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援しております。
司会者
はい、わかりました。それでは、続いて、写真コンテストの応募方法について、お願いします。
担当者はい、二つのテーマについて募集しております。
一つめは、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」としまして、地域ぐるみで行う草刈りや花植え、生き物調査などの様子を撮影したものです。
二つめは、「福島県内の農村風景」としまして、農産物の栽培・収穫風景、また守っていきたい農村の風景などを撮影したものです。
応募対象は、福島県内在住者としておりますが、現在県外に避難している方も応募していただければと思います。応募作品数は、一人3点以内です。
司会者はい、応募の締め切りは、いつでしょうか。
担当者
はい、平成30年11月30日で、当日の消印有効となっております。
司会者はい、応募要領など、詳しいことについては、どちらに、問い合わせをすればよろしいでしょうか。
担当者はい、水土里ネット福島 環境整備課にお問い合わせください。
電話番号は、024-535-0335です。
また、福島県多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しておりますし、昨年度までの入賞作品も載せておりますので、ぜひ、ご覧ください。
ホームページは、インターネットの検索で福島多面的推進協議会と検索していただくと表示されます。
司会者はい、この制度を知っていただいて、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。
担当者はい、皆様が日々目にする何気ない農村風景や地域ぐるみの活動の写真を撮っていただき、応募していただきたいと思います。
多数の応募をお待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。
司会者今朝は、ありがとうございました。
「土地連だより」、お話は水土里ネット福島 農村振興部 環境整備課の三上多恵子さんでした。