「ふくしまむらの輝き2019」写真コンテストについて
【令和元年9月26日ラジオ放送】
担当者:福島県土地改良事業団体連合会 農村振興部 環境整備課 主査 三上 多恵子
司会者:RFCアナウンサー
司会者
おはようございます、「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は「土地連だより」をお送りしましょう。
お話は、水土里ネット福島 農村振興部 環境整備課の三上多恵子さんです。
今朝は「ふくしまむらの輝き2019」写真コンテストについてご紹介いただきます。
三上さん、おはようございます。
担当者
おはようございます。よろしくお願いいたします。
司会者
この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようなんですが、これは、どのようなコンテストなんでしょうか。
担当者
はい、このコンテストでは、二つのテーマがあります。「農村における地域ぐるみの活動」と「農村風景」です。昨年は約200点の応募がありました。
四季折々の自然と農業の営みにより形成される「農村風景」を撮影することで、農業や農村の魅力を再認識していただくことと「農村地域での共同活動」を紹介することで、農村資源を維持するための共同活動の必要性や重要性を広くご理解いただくことを目的としております。
司会者
はい、「農村資源を維持するための共同活動」ということですが、その農村資源とはどのようなものなのでしょうか。
担当者
はい、「農村資源」とは、農村風景やお祭りなどの農村文化、水路や里山の植物や昆虫、小鳥などの生態系や環境のことをいいます。いずれも農業とともにあるもので、農業用水路や農道、ため池などの農業用施設を共同で管理することで維持されている資源です。
司会者
はい、「共同で管理する」ということですが、農家の方たちだけで管理しているのではないのでしょうか。
担当者
はい、農村集落といえば農家が大半を占めていると思われるかもしれません。
以前はそうでしたが、近年、農村地域では、農家世帯の減少や高齢化、過疎化などが進行して、共同活動が難しくなってきています。
このような現状に対する対策として、農村地域において共同活動に参加いただける方たちで活動組織を結成し、その組織の活動を支援する政策が実施されています。
それが多面的機能支払交付金制度です。
現在、県内で54市町村で約1,400の活動組織がこの事業を活用しています。
この写真コンテストは、この交付金制度の推進を目的として設立された福島県多面的機能支払推進協議会が主催しています。
また、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援しています。
司会者
はい、わかりました。それでは、続いて、写真コンテストの応募方法について、お願いします。
担当者はい、一つめのテーマ、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」は、地域ぐるみで行う草刈りや花植え、などの様子を撮影したものです。
二つめのテーマ、「福島県内の農村風景」は、農産物の栽培や収穫風景、また守っていきたい農村の風景などを撮影したものです。
応募対象は、福島県内在住者としており、応募作品数は、一人3点以内です。
司会者はい、応募の締め切りは、いつでしょうか。
担当者
はい、令和元年11月29日で、当日の消印有効となっております。
司会者はい、応募要領など、詳しいことについては、どちらに、問い合わせをすればよろしいでしょうか。
担当者はい、水土里ネット福島 環境整備課にお問い合わせください。
電話番号は、024-535-0335です。
また、多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しています。
昨年度までの入賞作品も載せていますので、ぜひ、ご覧ください。
ホームページは、インターネットの検索で福島多面的推進協議会と検索していただくと表示されます。
司会者はい、この制度を知っていただいて、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。
担当者はい、皆様が日々目にする何気ない農村風景や地域ぐるみの活動の写真を撮っていただき、応募していただきたいと思います。
多数の応募をお待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。
司会者ありがとうございました。
今朝の土地連だよりは、「ふくしま むらの輝き2019」写真コンテストについて、水土里ネット福島 農村振興部 環境整備課の三上多恵子さんに伺いました。