「ふくしまむらの輝き2020」写真コンテストについて

【令和2年9月24日ラジオ放送】

担当者:福島県土地改良事業団体連合会企画指導課 係長 木村 修士
司会者:RFCアナウンサー

司会者

おはようございます、「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は「土地連だより」をお送りしましょう。お話は、水土里ネット福島 総務企画部 企画指導課の木村修士さんです。
今朝は「ふくしま むらの輝き2020」写真コンテストについてご紹介いただきます。
木村さん、おはようございます。

担当者

おはようございます。よろしくお願いいたします。

司会者

この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようですが、これはどのようなコンテストなのでしょうか。

担当者

はい。この写真コンテストでは、作品の募集にあたって2つのテーマを設けています。
一つは「農村における地域ぐるみの活動」、そしてもう一つは「農村風景」です。
「農村地域での共同活動」の写真を通して、農村資源を維持するための共同活動の必要性や重要性を広くご理解いただくことと、四季折々の自然と農業の営みにより形成される「農村風景」の写真から、農業や農村の魅力を再認識していただくことを目的としております。
なお、昨年は約200点の応募がありました。

司会者

はい。「農村資源を維持するための共同活動」ということですが、その農村資源とはどのようなものなのでしょうか。

担当者

はい。「農村資源」とは、農村風景や伝統行事などの農村文化、動植物や昆虫などの生態系を含む農村の環境のことをいいます。
いずれも地域の農業と密接な関係にあるもので、農地の維持管理や水路、ため池などの農業用施設を共同で管理することにより維持されている資源です。

司会者

はい。「共同で管理する」ということですが、農家の方々だけで管理しているのではないのでしょうか。

担当者

はい。農村集落といえば農家が大半を占めていると思われるかもしれませんが、近年では農家世帯の減少や高齢化、過疎化などが進行して、農地や施設の管理を行う共同活動を地元農家だけで実施するのが難しくなってきています。
このような現状に対する対策として、農村地域において共同活動を行う活動組織を結成し、その組織の活動を支援する政策が実施されています。それが多面的機能支払交付金制度です。
現在、県内の55の市町村で約1,400の活動組織がこの制度を活用しています。
この写真コンテストは、多面的機能支払交付金制度の推進を目的として設立された福島県多面的機能支払推進協議会が主催しています。
また、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援しています。

司会者

はい。わかりました。
それでは、続いて写真コンテストの応募方法について、お願いします。

担当者

はい。募集する作品のテーマについてですが、一つめのテーマ、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」は、草刈りや花植えなどの地域ぐるみで行う共同活動の様子を撮影したものです。
二つめのテーマ、「福島県内の農村風景」は、農産物の栽培や収穫風景、また守っていきたい農村の風景などを撮影したものです。
応募対象は、福島県内在住者としており、応募作品数は、一人3点以内としています。

司会者

はい。応募の締め切りは、いつでしょうか。

担当者はい。応募の締め切りは令和2年11月30日で、当日の消印有効となっております。

司会者はい。応募要領などの詳しいことについては、どちらに問い合わせをすればよろしいでしょうか。

担当者はい。水土里ネット福島 企画指導課までお問い合わせください。電話番号は、024-535-0374です。
また、多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しています。
また、昨年度までの入賞作品も載せていますので、ぜひ、ご覧ください。ホームページは、インターネットの検索で福島県多面的機能支払推進協議会と検索していただくと表示されます。

司会者はい。この制度を知っていただいて、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。

担当者はい。皆様からの多数の応募をお待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。

司会者ありがとうございました。今朝の土地連だよりは、「ふくしま むらの輝き2020」写真コンテストについて、水土里ネット福島 総務企画部 企画指導課の木村修士さんに伺いました。