福島県土地連会津支部の紹介について
【令和3年6月30日ラジオ放送】
担当者:福島県土地改良事業団体連合会 会津支部 嘱託 中鉢祥子
司会者:RFCアナウンサー
司会者
おはようございます。「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は、「土地連だより」をお送りしましょう。お話は、福島県土地改良事業団体連合会 会津支部 中鉢 祥子さんです。
今朝は、「福島県土地連の会津支部」について、お話を伺います。
中鉢さん、おはようございます。
担当者
おはようございます。 よろしくお願いします。
司会者まず、はじめに、福島県土地改良事業団体連合会の会津支部をご紹介いただけますか。
担当者
はい。当連合会は、土地改良法第1条に定める「農業生産の基盤の整備及び開発を図ることにより、農業生産性の向上、農業総生産の増大、農業生産の選択的拡大及び農業構造の改善に資する」という、目的を達成するため、これらの土地改良事業を行う市町村、土地改良区などが、事業を適切、かつ効率的に実施することと合わせて、その協同組織の利益増進を図ることを目的に、福島県の7つの生活圏にそれぞれ支部を設けており、会津支部はその7つある支部の一つになります。
福島県土地改良事業団体連合会の本部は、福島市南中央の、西道路に面した場所にありますが、会津支部は、会津美里町の新鶴庁舎3階にあり、13市町村と、21土地改良区の、合わせて34市町村と土地改良区が会員として所属しています。また、会津支部管内では、令和元年度末現在で、管内水田の、ほ場整備率が、99.7%に当たる24,757haが完了しており、営農環境も整ってきている状況にあります。
司会者
そうですか。多くの市町村、土地改良区が所属されているのですね。
それでは、会津支部として、所属する会員と具体的に、どのような関わりを持たれているのでしょうか。
担当者
はい。会津支部は、管内市町村、土地改良区の代表者の中から、支部長、副支部長を選任しております。令和3年度は、支部長に、阿賀川土地改良区理事長、副支部長に、猪苗代町土地改良区理事長が就任され、土地改良事業を行う組織が、円滑に事業を推進できるよう、県会津農林事務所関係部署のご指導のもと、事業実施に必要な情報の提供や、管内で同事業に取り組む市町村、土地改良区が情報交換を行える機会を設けるなどの取り組みを行っています。
毎年行っている主な事業としては、7月頃に、事務局長等連絡会協議会総会と農業農村整備事業研修会、12月には役職員合同研修会などを実施しており、会津農林事務所職員や関係機関の方々から、管内の農業農村整備事業の実施状況や、土地改良施設の保全方法、更には、新たに創設された各種事業の説明や、最近では、土地改良法の改正に関する内容など事業実施に必要な手続きなどの研修を主催しています。
また、11月頃には、先進的な事業を実施している県内外の土地改良区へお伺いし当地域でも取り組むことが可能な事業であるかの検討や事業の効果などのお話しを伺う、先進地視察研修も実施しています。
しかし、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、会員が一同に介して行う研修会などが実施できない状況となりました。
当連合会では、支部職員として私のほかに、本部からの担当職員2名の、合計3名で、令和3年度の各種研修会などを行う予定ですが、感染拡大の状況によっては、令和2年度と同じく中止する場合もあり、新型コロナウイルスが、早く終息することを切に願っております。
司会者
早く、新型コロナウイルス感染拡大が終息し、これまで同様に研修会などが開催されると良いですね。
最後になりますが、会津支部からご連絡する内容があればお聞かせ下さい。
担当者
会津支部では、会員の土地改良区などで、一般の方々や、小さなお子様も参加出来る、各種イベントを実施しております。
例えば、土地改良区や土地改良施設の必要性などを啓発することを目的に、施設をめぐるウォーキングなどを行っております。
数百年前に建設した施設などもあり、当時の歴史にも触れることができる貴重な体験ができますので、実施の際は、是非、ご参加いただきますようお願いします。
司会者
ありがとうございました。
今朝は、福島県土地連の会津支部について、福島県土地改良事業団体連合会 会津支部 中鉢 祥子さんにお話しを伺いました。