「ふくしま むらの輝き2023」写真コンテストについて

【令和5年9月27日】
担当者:水土里ネット福島 総務企画部 施設管理課 主事 伊藤 健助
司会者:rfcアナウンサー

司会者おはようございます、「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は「土地連だより」をお送りしましょう。お話は、水土里ネット福島 総務企画部 施設管理課の伊藤健助さんです。
今朝は「ふくしま むらの輝き2023」写真コンテストについてご紹介いただきます。
伊藤さん、おはようございます。

担当者おはようございます。よろしくお願いいたします。

司会者この写真コンテストを毎年楽しみにして応募される方もいらっしゃるようですが、これはどのようなコンテストなのでしょうか。

担当者はい。この写真コンテストでは、作品の募集にあたって2つのテーマを設けています。
一つは、「農村における地域ぐるみの活動」、そしてもう一つは「農業用水路、ため池や棚田のある農村風景」です。
「農村地域での共同活動」の写真を通して、農村資源を維持するための共同活動の重要性を広くご理解いただくことと、「農業用水路、ため池や棚田のある農村風景」の写真から、農業や農村の魅力を再認識していただくことを目的としております。
なお、昨年は約140点の応募がありました。

司会者はい。「農村資源を維持するための共同活動」ということですが、その農村資源はどのようなものなのでしょうか。

担当者はい。「農村資源」とは、農村風景や伝統行事などの農村文化、動植物や昆虫などの生態系を含む農村の環境のことをいいます。
いずれも地域の農業と密接な関係にあるもので、農地の維持管理や水路、ため池などの農業用施設を共同で 管理することにより維持されている資源です。

司会者はい。「共同で管理する」ということですが、農家の方々だけで管理しているのではないのでしょうか。

担当者はい。農村集落といえば農家が大半を占めていると思われるかもしれませんが、近年では農家世帯の減少や 高齢化、過疎化などが進行して、農地や施設の管理を行う共同活動を地元農家だけで実施するのが難しくなってきています。
このような現状への対策として、農村地域において共同活動を行う活動組織に対して、その活動を支援する政策が実施されています。それが多面的機能支払交付金制度です。
現在、県内の56の市町村で約1,400の活動組織がこの制度を活用しています。
この写真コンテストは、多面的機能支払交付金制度の推進を目的として設立された福島県多面的機能支払推進協議会が主催しています。
また、福島県、福島県農協中央会、福島民報社、福島民友新聞社、水土里ネット福島が後援しています。

司会者はい。わかりました。それでは、続いて写真コンテストの応募方法について、お知らせをお願いします。

担当者はい。募集する作品のテーマについてですが、一つ目のテーマ、「福島県内の農村における地域ぐるみの活動」は、草刈りや花植えなどの地域ぐるみで行う共同活動の様子を撮影したものです。
二つ目のテーマ、「福島県内の農業用水路、ため池や棚田のある農村風景」は、農業用水路や農業用ため池、地域資源として価値のある棚田といった、守っていきたい農村の風景を撮影したものです。
応募対象は、福島県内在住者としており、応募作品数は一人3点以内としています。

司会者はい、応募の締め切りは、いつでしょうか。

担当者はい。応募の締め切りは令和5年11月30日で、当日の消印有効となっています。

司会者はい。応募要領などの詳しいことについては、どちらに問合せをすればよいでしょうか。

担当者はい。水土里ネット福島 施設管理課 までお問い合わせください。電話番号は、024-535-0419です。
また、多面的機能支払推進協議会のホームページには、応募要領と応募用紙も掲載しています。他にも、昨年度までの入賞作品を掲載していますので、ぜひご覧ください。ホームページは、インターネットの検索で「福島県多面的」と検索していただきますと表示されます。

司会者はい。この制度を知っていただいて、農業・農村に対する理解がますます深まるといいですね。

担当者はい。皆様からの多数のご応募をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

司会者ありがとうございました。今朝の「土地連だより」は「ふくしま むらの輝き2023」写真コンテストについて、水土里ネット福島 総務企画部 施設管理課の伊藤健助さんに伺いました。