「21世紀土地改良区創造運動」について

会津大川土改区

【平成20年9月24日ラジオ放送】

担当者:会津大川土地改良区 事務局長 佐竹 孝
司会者:RFCアナウンサー

司会者

農家の皆さん、おはようございます。
今朝は、21世紀土地改良区創造運動について、現在福島県内で真剣に取り組んでいる水土里ネット会津大川の佐竹事務局長さんにお話しをお伺いいたします。
始めに、水土里ネット会津大川の概要についてお伺いいたします。

担当者

本地域は会津盆地の南西部、一級河川阿賀川の左岸に位置し、会津若松市北会津町及び大沼郡会津美里町の1市1町にまたがる組合員数1,824人、受益面積2,452ヘクタールの農地からなる水田農業を中心とした都市近郊型の農業地帯である。

司会者

まず21世紀土地改良区創造運動とはどんなことなのでしょうか。

担当者

はい聞き慣れない言葉であるので、説明します。この運動は、土地改良区が果たしてきた用水路やため池などの整備管理や農地の整備を行ってきましたがそれを見直すとともに、水田に水を取り入れるだけじゃなく、防災や生活用水などにも大いに役立つことを地域住民と一緒に取り組み、地域の人たちとみんなで考えることを提案する運動です。

司会者

なるほど、地域の人たちを抱き込んで取り組むことですが、その運動の方向は今後どのように進めるのですか。

担当者

水土里ネットが主役となり、国・県・市町村の行政機関及び全国・福島県水土里ネットの支援、地域の皆さんとの連携の下におこなわれる運動です。
各水土里ネットの規模・事業内容・活動状況などさまざまです。それぞれに適した運動を、半歩でも、一歩でも踏み出す運動をしています。

司会者

わかりました、それぞれの水土里ネットの身の丈に合った運動を実施することですが今後の目標はなんですか。

担当者

4つのテーマを目標にしています。「水土里ネットの役割を見つめ直しましょう。」「水土里ネットの活動を地域の人たちに紹介しましょう。」「新たな時代の水土里ネット活動について考えてみましょう」最後に、「地域の人たちと一緒に美しく豊かなふるさとを創りましょう」の4つです。

司会者

具体的に、水土里ネット会津大川ではどのような取り組みをされているのですか。また、苦労話なども伺いたいです。

担当者

まず土地改良区の施設は、どのように使われているのかまたこの水はどこから来るのをわかりやすく説明できるようパンフレットを独自に作成し、小学生の児童に紹介する機会を設けてもらうよう会津美里町と会津若松市の学校の先生と協議し出前学習を実施しました。
内容は小学校の周辺の水路に炭を敷いて、水質浄化の効果を体験させたり、歴史ある土地改良施設「うつろ堰」水路を実勢に歩いて体験学習を行いました。また、平成18年度に疎水百選として選ばれた水車のある公園と環境に配慮した水路を舞台に、本郷スポーツ少年団を対象に、ボランティア活動の一環として児童達による水路清掃と父兄達による公園整備を実施しました。その際に、農業用水の多面的機能についてわかりやすく説明しました。
児童達に土地改良区の役割、地域用水に貢献していることを説明することにより、家庭で親や祖父母達と会話することで土地改良区のPR活動を進められわけです。
21世紀創造運動のイベントを開催するときは、通常の業務以外にほとんどが日曜日に集中して、職員の理解と協力が無いと出来ません。ですから始まる前に職員同士の勉強会も開催しながら進めています。

司会者

色々取り組んでいますが、聞くところによりますと昨年は郷の道・健康ウォークを実施したと聞いていますが。その内容をお聞きします。

担当者

昨年の9月に、職員みんなで考えて住民が気軽に参加でき、土地改良施設を案内しその際に土地改良区の仕事内容や「この水はどこから来るの」の疑問に答えられるよう努力しようと話し合いました。その結果、第4回のあいづほんごう・郷の道・水土里ネット健康ウォークを会津美里町と共催で10月21日に実施しました。約6.3キロメートルを白鳳山やせとものの町を歩きました。途中3つのポイントで土地改良施設の役割を職員がスタッフとして協力し、わかりやすく参加者に説明しました。参加者が「なるほど土地改良区の役目は大変なんだな」「家の廻りの水はここから来るのか」という認識を持ってもらいながら終了しました。ゴール後は、地元ボランティアの婦人部でこしらえた芋汁をおいしく頂いて閉会しました。

司会者

何人位参加されたのですか。

担当者

老若男女150名ほど参加され、近隣の住民や遠くは福島市から参加が有りまして成功裡に終了しました。

司会者

本年も実施されるのですか。

担当者

はい、今年も10月19日に開催予定で進めます。ぜひ、あなたも参加されてはどうでしょうか。また放送を聞いている方も多数参加をお願いします。

司会者

私もできれば参加したいです。お話しを伺って、佐竹事務局長さんの21世紀土地改良区創造運動に対する姿勢、熱意が伝わってまいりました。また、昨年東北地方奨励賞を受賞されおめでとうございます。今後、ますますのご活躍を期待しております。
今朝の、土地連だよりは、「21世紀土地改良区創造運動について」を紹介しました。ありがとうございました。