平成30年新年あいさつ

【平成30年1月3日ラジオ放送】

福島県土地改良事業団体連合会 会長 車田 次夫

農家の皆様、平成30年の新春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

私は、福島県土地改良事業団体連合会 会長の車田次夫でございます。

皆様におかれましては、ご壮健で良き新年を迎えられたことと、心からお慶びを申し上げます。

また、日頃より本会の業務推進に格別のご理解とご協力を頂いておりますことに、厚く御礼を申し上げます。

さて、昨年9月に改正土地改良法が施行され、担い手への農地の集積・集約に向け、農地中間管理機構と連携した新たな基盤整備事業の創設、更には、耐用年数を超過した農業水利施設の増加に伴う突発事故への対応など、農業競争力の強化に向けた施策が展開されております。

農業従事者の減少や、農村の混住化が今後ますます進んでいくことが見込まれる中で、将来にわたり農業水利施設を適正に維持管理していくためには、土地改良区の体制強化と、適時、適切な補修及び管理が必要となっております。

その土地改良事業を推進し、基幹的農業水利施設等を維持管理している土地改良区は、農村環境の保全をはじめとして、その存在意義は、更に高まっていくものと考えております。

本会といたしましても、土地改良区は地域農業を守る重要な組織であるということを踏まえながら、会員の皆様と一緒になって本県農業の振興・発展に努めて参りますので、今後とも、ご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

結びに、皆様にとって新しい年が幸多い年となりますようお祈り申しあげまして新年のご挨拶といたします。