福島県土地連いわき支部の紹介について
【令和4年3月23日ラジオ放送】
担当者:福島県土地改良事業団体連合会 いわき支部 嘱託 山田郁恵
司会者:RFCアナウンサー
司会者
おはようございます。「農家の皆さんへ」の時間です。
今朝は、「土地連だより」をお送りしましょう。
お話は、福島県土地改良事業団体連合会 いわき支部 山田 郁恵さんです。
今朝は、「福島県土地連のいわき支部」について、お話を伺います。
山田さん、おはようございます。
担当者
おはようございます。 よろしくお願いします。
司会者まず、はじめに、福島県土地改良事業団体連合会のいわき支部をご紹介いただけますか。
担当者
はい。当連合会は、土地改良法第1条に定める「農業生産の基盤の整備及び開発を図ることにより、農業生産性の向上、農業総生産の増大、農業生産の選択的拡大及び農業構造の改善に資する」という、目的を達成するため、これらの土地改良事業を行う市町村、土地改良区などが、事業を適切かつ効率的に実施することと合わせて、その協同組織の利益増進を図ることを目的に、福島県の7つの生活圏にそれぞれ支部を設けており、いわき支部は、その7つある支部の一つになります。
福島県土地改良事業団体連合会の本部は、福島市南中央の西道路に面した場所にありますが、いわき支部は、いわき市のいわき建設会館の2階にあり、いわき市といわき市内にある8土地改良区が会員として所属しています。
また、いわき支部管内では、令和元年度末現在で、管内水田の、ほ場整備率が、県内整備率の74.2%を下回る55.1%になりますが、整備面積としては、2,655haが完了している状況にあります。
司会者
そうですか。多くの市町村、土地改良区等が所属されているのですね。
それでは、いわき支部として、所属する会員と具体的に、どのような関わりを持たれているのでしょうか。
担当者
はい。いわき支部は、管内市町村、土地改良区などの代表者の中から、支部長、副支部長を選任しており、現在支部長は、千軒平溜池土地改良区理事長、副支部長に、四時川沿岸土地改良区理事長が就任されております。一方当連合会では、支部職員として、私のほかに、本部からの担当職員2名の、合計3名の体制で業務を運営しております。私たちは土地改良事業を行う組織が、円滑に事業が推進できるよう、県いわき農林事務所関係部署のご指導のもと、事業実施に必要な情報の提供や、管内で同事業に取り組む市、土地改良区が情報交換を行える機会を設けるなどの取り組みを行っています。
毎年行っている主な事業といたしましては、5月頃に、いわき地方農業土木促進協議会、11月頃に、いわき方部土地改良区関係職員研修会を実施しており、県いわき農林事務所職員や関係機関の方々から、管内の農業農村整備事業の実施状況や、土地改良施設の保全方法、更には、新たに創設された各種事業の説明や、最近では、土地改良法の改正に関する内容など、事業実施に必要な手続きなどの研修を主催しています。
また、11月頃には、先進的な事業を実施している県内外の土地改良区へ訪問し、当地域でも取り組むことが可能な事業であるかの検討や事業の効果などのお話しを伺う、先進地視察研修会も実施しています。
しかし、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、会員が一同に介して行う研修会などが実施できない状況となりました。
令和3年度も各種研修会等を行う予定でありましたが、令和2年度と同様に中止を余儀なくされました。新型コロナウイルスが、早く終息することを切に願っております。
司会者
早く、新型コロナウイルス感染拡大が終息し、これまで同様に研修会などが開催されると良いですね。
最後になりますが、いわき支部からご連絡する内容があればお聞かせ下さい。
担当者
いわき支部では、会員の土地改良区などで、一般の方々や、お子様も参加出来る、各種イベントを実施しております。
例えば、土地改良施設の必要性などを啓発する目的に、小学生を対象とした施設をめぐるツアーや近隣地区にお住まいの方々と作成する田んぼアートを行っております。
貴重な体験ができますので、実施の際は、是非、ご参加いただきますようお願いします。
司会者
ありがとうございました。
今朝は、福島県土地連のいわき支部について、福島県土地改良事業団体連合会 いわき支部 山田 郁恵さんにお話しを伺いました。