平成31年新年あいさつ

【平成31年1月3日ラジオ放送】

福島県土地改良事業団体連合会 会長 車田 次夫

農家の皆様、平成31年の新春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

私は、福島県土地改良事業団体連合会 会長の車田次夫でございます。

皆様におかれましては、ご壮健で良き新年を迎えられたことと、心からお慶びを申し上げます。

また、日頃より本会の業務推進に格別のご理解とご協力を頂いておりますことに、厚く御礼を申し上げます。

さて、昨年は改正土地改良法が成立し、准組合員制度の創設など、土地改良区の組織運営基盤の強化に向けた対策が施行されるとともに、更に、一昨年の改正では、農地中間管理機構と連携した新たな基盤整備事業の創設による農業競争力の強化に向けた施策が創設されるなど、土地改良を取り巻く環境は大きな転換期を迎えております。

農業従事者の減少や、農村の混住化がますます進んでいくことが見込まれる中で、将来にわたり農業水利施設を適正に管理していくことは、私たち土地改良関係者に課せられた大きな使命でもあります。

土地改良区は農村環境の保全を始め、地域で取り組む様々な活動に関わるなど、その存在意義は大きなものがあります。

本会といたしましても、土地改良区は地域農業を守る重要な組織であるということを踏まえながら、会員の皆様と一緒になって本県農業の振興・発展に努めて参ります。

また、昨年6月に、本会は設立60周年を迎えることができました。これまで、会員の皆様に支えられて歩んで参りましたが、今後とも、本県農業の振興・発展に努めて参りますので、なお、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。

結びに、皆様にとって新しい年が幸多い年となりますようお祈り申しあげまして新年のご挨拶といたします。